121年前のスタインウェイ 修理6

巷ではラグビーワールドカップで活躍した日本代表の五郎丸歩(29)さんがとても注目されていますね。
僕も弟がラグビーをやっている事もあり、応援していました。
そんな五郎丸さんがトップリーグで所属しているチームがヤマハ発動機で、今年の鈴鹿8耐で優勝したのもヤマハとヤマハ勢が活躍していて、ピアノに携わっている僕は何だか嬉しくなっている今日この頃です。
ピアノには直接的関係ありませんが、僕はヤマハというとピアノをまず思い浮かべるので、こうやってヤマハが注目されることは嬉しいことです。
ラグビーのヤマハ発動機チームのファンクラブ会員が急増しているようですしd(⌒ー⌒) グッ!!

ピアノ業界も勢いつけたいですね!
よし(๑و•̀ω•́)و 

仕切り直して話はスタインウェイ修理に(^◇^;)

キャプスタンボタンというパーツを、ワイヤーごと鍵盤から抜いた後は、その抜いた穴を埋め木して新しいアクションに合った場所に新品のキャプスタンボタンを取り付けます。

この新品の取り付け位置を決めるのは慎重に行います。

タッチ感やレスポンスに直結しますからね。(^◇^;)

写真は位置出しを行い、下穴を開けてワイヤーを差し込んだ後キャプスタンボタンを取り付けるといった所です。

ピアノの内部修理で何が大変かって、ピアノは全部で88キーあるので、同じ作業(同じパーツ)が88個ある訳です(;^_^A

それを同じ寸法で基本は作業していきます
(正確には鍵盤のサイズが変わったり、ハンマーのサイズが変わるなど同じようで同じでは無いパーツも多数存在します)

黙々と1つ1つ作業していくのは、内職なのでは?と感じてしまう事も…f^_^;)

ただ、1工程1工程ただやれば良い訳じゃ無いので、奥が深いんですけど伝わりにくいのが残念です
(´ヘ`;)とほほ・・

しゅんすけ@工房