スタインウェイの特許

スタインウェイの特許の中にデュープレックス・スケールと言うのがあります。デュープレックス・スケールは中音~高音にかけて行われていて、この原理は、1本の弦を打弦したとき、その弦の自由に振動している範囲の、前後の部分にも共鳴を追加することにより形づくられています。 写真はそのデュープレックス・スケールを作り出す為のアリコート(日本語に直すと分割量)です。真鍮素材に鍍金が施されていて、磨けば大抵はキレイになるのですが、錆の浸食がひどい場合は鍍金しなおすことになります。  現在では、アリコート方式とも言われ、ヤマハやカワイでも取り入れられています。  J