カテゴリ:201510



たくさん作業があり過ぎて、ブログに更新するのが実際の作業手順と前後しているものが沢山あるのはご了承下さいm(_ _)m 一つ一つの作業をピックアップして更新していきますね! 今回は、ハンマーの取り付けです。 ハンマーは穴あけの位置や角度と奥が深く、ハンマーの制止位置やハンマーが弦に当たった時の角度など考えなければいけないことは沢山あります。...

巷ではラグビーワールドカップで活躍した日本代表の五郎丸歩(29)さんがとても注目されていますね。 僕も弟がラグビーをやっている事もあり、応援していました。...

白鍵の上面も貼り替えが終わり、ブッシングクロスも貼り替えたので鍵盤関係は終わり… では無いのが今回のピアノです。 121年前となると、アクション関係の設計が現代とは大幅に異なっていたので、現行のアクションに乗せ変えます。 ここが文章にしてしまえば簡単なのですが、とてもとても複雑で大変な作業となりました。...

鍵盤上面を貼る為の下準備が終わり、やっと貼り付けが可能なところまで来ました。 白鍵は特殊な治具を使い貼り付けるのですが、この治具がまた色々です。 既製品の物もありますが、やはりメーカーや年代により変わる厚さやサイズ・象牙やアクリルと鍵盤と言っても様々です。...

鍵盤の上面を整えたら、さあ上面の貼り付けです… と行かないのが、このピアノです。(;^_^A 長年使用されていて鍵盤も傷んでいるので、鍵盤幅がバラバラです。 たくさん弾かれていて側面の磨耗が進んでいたり傷んでいたり。ですので、鍵盤と同じ材質のスプルースの薄板を使用して鍵盤側面に貼り付けて幅も整えます。...

次は鍵盤の貼り替えです。 121年も時が経つと鍵盤も 【味が出た】 というレベルを超え、弾くにはあまりにも支障が出るのと、見た目にも限度を超えていたので全て貼り替える事になりました。 ただ単純に剥がして、貼れば良いわけではありません。 先ずは剥がしたら、古い接着剤が残っていたりするので上面がガタガタです。...

昨日から書き始めたスタインウェイの修理ですが、ナント121年前のピアノです。 (; ̄O ̄) ギネスにて認定されてる世界最高齢の方ですら産まれていません。 そんな貴重なピアノの修復には慎重さが求められます。 現在数多く修理しているピアノとは違い、パーツももろく交換が必要であったり、長年の使用で擦りてっていたり設計が違っていたりと様々です。...

とてもとても古いスタインウェイピアノの修理を行っています。 100年を優に超えるピアノとなれば、不具合も色々あります。 今回は弦の振動を響板に伝える駒というパーツが、長年の年月による経年劣化にて、張力に耐え切れず割れてしまっていたので、修復を行いました。...